今月の一枚。第80回は東京都港区西麻布にございます割烹料理店「伊勢 すえよし様　オリジナル紙袋」をご紹介いたします。

伊勢 すえよし様は、「心の流通」をコンセプトに、食財の宝庫三重県の生産者から直送する四季折々の特選食財を使った懐石料理や日本酒、ソムリエ厳選のオーガニックワインや自家製ジンジャーエールなどをお客様にご提供されている日本料理店です。

今回は、お弁当類を入れられるオリジナル紙袋をご注文頂きました。

お選び頂きました晒クラフト紙（白）は、サラサラとした手触りと紙そのものの優しい印象のある用紙で、和の雰囲気にぴったりのシンプルかつ上品な用紙になっています。

ハンドルも紙袋本体に合わせて紙単紐（白）でお作り頂き、より統一感のある仕上がりとなりました。

取り付け方法は紐が立ち上がった状態のOFJタイプです。
OFJは国内でお作りさせて頂く場合は機械での取り付けとなりますが、今回は海外で1枚1枚手作業にてお作りさせて頂きました。
手作業の場合、口ボール紙2枚で紐を挟んでJの形の切れ込みを入れ、疑似的にOFJを再現しています。
国内の場合は機械のため1,000枚からと多少のロットが必要になりますが、海外は手作業のため500枚からでもOFJが可能です。

またクラフト紙にベタ印刷がある場合はニス引き必須となりますが、完全な色落ち防止にはなりません。
今回マチベタがございましたのでその旨を事前にお伝えさせて頂きましたところ、底面に注意事項をご記載頂く形でご希望を頂きました。
お客様のことを大切に想われる伊勢すえよし様のお心遣いが感じられます。

マチ広ながらもコンパクトにお持ち帰り頂ける上品な紙袋に仕上がりました。

伊勢すえよし様は様々な賞を受賞されており、海外からのお客様も多く、大変評価の高い割烹店です。
是非お近くにお越しの際はご来店くださいませ。