シルク印刷は版の穴からインクを通して印刷する方法です。
シルク印刷とは孔版画の技法の一種で、印刷したいところにインクが通過する穴を空けて印刷します。

シルク印刷の版は細かいメッシュ(網)状になっており、インクが穴を通って袋に印刷されます。
1色につき1版必要となります。

【ご注意ください】
シルク印刷のメッシュはオフセット印刷などに比べて目が荒いので、細い線でデザインされた部分は穴がインクで埋まってうまく印刷されない場合があります。
また印刷時にインクが左右に広がる為、細かい抜き(隙間)のデザインの部分は埋まって潰れてしまう場合がございます。

線の太さ”や“線と線の間” は1mm以上 をおすすめします。

フルオーダーの場合は1.5mm以上を推奨しています。

【関連FAQ】Q:線の太さはどのくらいあればいいの?【シルク印刷の場合】
グラデーションは印刷できません。

2色以上での印刷では、色のズレが発生する恐れがあります。
2 色以上のデザインは1色ずつ印刷します。色同士がくっついたデザインですと、個体差によって色が離れたり重なったりする恐れがあります。 多少のズレが気にならないデザインにてお作り頂くか、色と色が離れたデザインでお作りください。

また、袋の色を濃い色(黒、紺等)にされる場合は印刷色に注意が必要です。
袋色が透けますので、ご希望通りの印刷色に刷り上がらない場合があります。

2色以上で印刷する際はデータの作り方にご注意ください
シルク印刷は1色ずつ版を作成します。
入稿データの作成時も、1色ずつ別々のレイヤーに分けてデザインを配置してください。
データ作例

※色同士が重なる部分は基本的に<抜き>になるように(重ならないように)作成してください。
重なっていると影響を受けて色味が変化したり、インクの乾きが悪くなる原因となります。
シルク印刷の製作事例




